横浜は、歴史的建造物が街並みに調和するように残されています。
トランプにちなんだ愛称をもつ三塔はその代表格で、「横浜三塔物語」という都市伝説があるほどです。
今回は横浜三塔に触れて、街の新しい魅力を発見してみましょう。
横浜の歴史と都市伝説の融合 横浜三塔物語とは?
横浜三塔物語とは、3つの塔を同時に眺められる3スポットを、1日で巡れば願いが叶う都市伝説のことです。
三塔は、「神奈川県庁本庁舎」「横浜税関本関庁舎」「横浜市開港記念会館」の建築物を指します。
そしてこの3つの建物を一望できるビュースポットは、赤レンガパーク・日本大通り・大さん橋です。
3ヶ所にはそれぞれ足元にオシャレな目印があり、ビューポイントと三塔の位置関係を示しています。
建物を縫うようにして三塔をキャッチできますが、船や木々に遮られる場合はご自分で絶景ポイントを探してみましょう!
横浜の歴史的建造物:神奈川県庁本庁舎とは
神奈川県庁本庁舎は、「キングの塔」と呼ばれる和洋折衷の建築物です。
幾何学的な装飾が特徴で、正面玄関に施されたアール・デコ風の矢印のような模様や、宇治平等院にも使われている玄関ホールの唐草模様などが見どころです。
旧貴賓室や旧議場は、竣工当時の面影を留めていますので、本庁公開時にはぜひ見学してみましょう。
横浜の歴史的建造物:横浜税関本関庁舎とは
横浜税関本関庁舎は、「クイーンの塔」と呼ばれるエキゾチックな建築物です。
イスラム寺院のような緑青色のドームとベージュのタイル壁は、庁舎に落ち着きと優しさを醸し出します。
見どころは、半円形のアーチが描かれた正面玄関のロマネスク様式で、クイーンの塔のメインモチーフです。
あのマッカーサー元帥が使用したともいわれている税関長室も興味深いですね。
横浜の歴史的建造物:横浜市開港記念会館とは
横浜市開港記念会館はジャックの塔と呼ばれており、開港50周年を記念して建てられました。
大正時代に建てられた赤レンガ造りの公会堂で、建物の3隅にある時計塔・角塔・八角塔が特徴的です。
レトロな外観だけでも見ごたえは十分ですが、照明や窓の装飾にも注目してみましょう。
開港当時の様子を描いたステンドグラスは圧巻で、黒船来航のモチーフはため息ものです。
まとめ
横浜三塔は大正から昭和初期にかけての歴史的建造物です。
見学に訪れると、タイムスリップしたような感覚が味わえますよ。
都市伝説にも挑戦して、三塔一望スポットにも足を運んでみましょう。
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