賃貸のお部屋を探しているときによく耳にする「仲介手数料」という言葉。
そもそも仲介手数料とは何でしょうか。
仲介手数料が無料の賃貸物件にはどんな仕組みがあるのでしょうか。
賃貸物件の仲介手数料は誰に支払う?
不動産会社で賃貸物件を契約すると初期費用がかかります。
主に、敷金、礼金、仲介手数料、前家賃といった費用ですが、その割合は様々で家賃の4~7ヶ月分が相場です。
大きな負担になるお金ですよね。
しかし、最近では敷金、礼金、仲介手数料無料の物件もみられます。
敷金、礼金、前家賃は大家さんに支払い、通常敷金は退去時に修復費用などを差し引かれて借り主に戻ります。
仲介手数料は文字通り仲介した賃貸物件を扱う不動産会社の手数料として支払うものです。
相場は0.5~1ヶ月分で、貸し主借り主合わせて家賃1ヶ月分を超えてはいけないと法律で定められています。
1ヶ月分を超えなければ、貸し主、借り主どちらか一方が支払っても、双方で半分ずつ支払ってもよい決まりになっています。
従って貸し主と借り主の間に入って仲介した不動産会社が複数あった場合でも、1ヶ月分を超えることはありません。
不動産会社は貸し主の代理として、広告を出して入居者を募ったり、手続きや審査をします。
貸し主と借り主がスムーズに契約できるよう働きかける役割を果たしているので、その費用が発生します。
それが仲介手数料です。
仲介手数料無料の賃貸物件とは?
引っ越しの時にかかる莫大な初期費用はできれば安く抑えたいですよね。
賃貸物件のなかには仲介手数料無料と表記されているものも見かけます。
なぜ無料になるのかといえば、貸し主側が手数料の全額を負担しているからです。
貸し主側にしてみれば所有している賃貸物件の空室の入居者を早く決めることが重要課題です。
空室が長く続けばその分家賃収入が減ることになります。
貸し主が借り主の金銭的負担を軽くすることで、早く契約を結んで空室を埋めればその後の家賃収入を得ることができます。
仲介手数料の負担がなければ借り主は初期費用が安くすむし、貸し主は空室を抱え続ける必要がなくなるのでどちらにもメリットがありますね。
まとめ
賃貸の物件を探すとき、自分は初期費用にどれくらいかけられるか、把握しておくべきです。
家賃の希望だけではなく、最初に支払い可能なお金が家賃の何ヶ月分くらいなのかきちんと不動産会社へ伝えておけばスムーズに家探しができます。
初期費用を抑えるために仲介手数料が無料の賃貸物件を探すこともひとつの方法です。
横濱コーポレーションでは、仲介手数料が無料となるキャンペーンも行っていますので、お気軽にお問い合わせください。