近年、ペット飼育が可能な賃貸物件が増加しており、動物好きにうれしい追い風が吹いています。
犬や猫を飼うことを想定した物件には、随所にあると助かる備品が付けられています。
また、昨今気になるのが自然災害時の対応で、動物も例外ではありません。
ペット可の物件で、日常の暮らしにおける設備を案内しつつ、災害時における必要なグッズも併せてご紹介していきます!
賃貸物件とペット設備やグッズ:共用部分編
ペット可賃貸住宅の全体を通して整えられている設備をピックアップしてご紹介していきます。
・洗い場
散歩後の足を洗ったり、水浴びをさせたりすることができます。
・ダストボックス
ペット用のトイレで、散歩後の糞などを手軽に流して捨てられます。
・リードフック
リードをつなげておけるフックで、玄関前や廊下に設置してあります。
・ドッグラン
リードなしで思う存分犬を走らせることができる場所で、屋上にある場合もあります。
・トリミングルーム
ブラッシングやシャンプーなどができる場所で、施設によっては専門のスタッフがいる場合もあります。
賃貸物件とペット設備やグッズ:室内編
ペットを飼う際に、あったら助かる室内の設備やグッズのご紹介をしていきます。
備え付けとして賃貸物件になくとも、後付けできるグッズでカバーできますので参考にしてみましょう。
・傷や臭いに強い床材・壁紙
傷や臭いが付きにくい壁やフローリングで、張替えなどのメンテナンスも容易にできるようになっています。
・フェンス
玄関ドアを開けた際の飛び出しや侵入を防ぐフェンスです。
・ハイポジションコンセント
安全に電化製品が使えるよう高い位置に設置されたコンセントです。
・ペット用ドア
小さなドアで、通常のドアの開け閉めを動物の移動に左右されず行えます。
・換気口、空気清浄機
臭い対策ができて部屋の空気を快適に保ちます。
賃貸物件とペット設備やグッズ:災害編
災害が起こった場合、動物にまで支援が行き届くとは限りませんので、十分な備えを飼い主がしておきましょう。
用意をおすすめする防災グッズは以下の通りで、最低でも2~3日分は必要です。
・飲料水、ドッグフード
・ゴミ袋
・首輪、リード、カラビナ
・医療品
他にも、迷子札や鈴なども用意しておくと、行方不明になった際に探しやすいでしょう。
まとめ
ライフスタイルに動物を共生させる住宅は、犬や猫だけでなく飼い主にも優しい住宅といえます。
快適な生活を期待できるペットを飼うことが可能な賃貸物件なら、余裕をもって災害対策もできるでしょう。