賃貸物件の契約をする際、用意すべき書類の中に「住民票」があります。
この書類はなぜ必要で、何を記載されたものがいるのでしょうか?
スムーズな引っ越しのために、今回は住民票についてご紹介します。
住民票はなぜ必要なのか
賃貸契約時に住民票が必要となるのは、物件借主を公的に本人確認するためです。
賃貸契約時の本人確認として、日常の身分証明証として使われる運転免許証や保険証だけでは、不十分なのです。
運転免許証などでは判らない、契約時に大切な情報がきちんと記載されていることが重要です。
住民票の内容には種類がある
住民票の内容は、情報の記載を選ぶことができ、覚えておくとよい項目は下記の4点です。
・抄本(一部事項証明):本人の情報が記載されているもの
・謄本(全部事項証明):家族全員の情報が記載されているもの
・本籍の記載有無
・マイナンバーの記載有無
一人で引っ越す時は「抄本」、家族で引っ越す時は「謄本」が必要です。
本籍の記載は、不動産会社やオーナによりますので、事前の確認をおすすめします。
マイナンバーの記載は、ないものを準備しましょう。
取り扱いの重要性から、不動産会社はマイナンバー記載の書面は受け取れません。
住民票を発行してもらうには?
運転免許証などの一般的に使用する身分証明証を持って、役所へ行けば発行してもらえます。
本人が平日の昼間に窓口まで行けない場合は、下記の方法で入手しましょう。
① 代理人に依頼:代理人の身分証明書証と依頼者の委任状が必要(同世帯の代理人は委任状不要)
② 夜間窓口で発行:事前に役所へ連絡を入れる
③ 役所から本人へ郵送:手元に届くまで2週間程かかる
④ コンビニで発行:マイナンバーカードが必要
取得方法はいろいろありますので、自分のライフスタイルに合った方法で準備しましょう。
住民票の住所と現住所が違う場合
学生など若い方は、実家から住民票を移していない場合もあるでしょう。
賃貸契約時に借主の現住所確認ができなければ、困ることになります。
しかし、そのまま賃貸契約できる場合がほとんどなので、事前に不動産会社に伝えておけば心配はいりません。
まとめ
引っ越しに必須な住民票の準備は、早めに行いましょう。
取得から3か月間は有効な書類として使えますので、時間があるときに発行を済ませておきましょう。
抄本や謄本など、どのような書類を求められるのか、不動産会社に確認しておくことも大切です。
少しでも円滑な賃貸契約ができるよう応援しています!
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