不動産会社が最も忙しくなる時期といえば、卒業・入学・就職シーズンの1~3月です。
この時期は新生活に備えて賃貸物件の動きが一番活発になる時期で、「この部屋良いな」と思っても、あっという間に他の方の契約が決まるケースも珍しくありません。
それとは対照的に、閑散期に入る初夏~夏に引っ越す方もいますが、この時期に引っ越しをするメリットにはどんなことがあるのでしょうか?
初夏~夏の賃貸探しのメリット① 費用を安くしやすい
初夏~夏、つまり5月後半から8月頃は梅雨や暑さの影響で、あまり引っ越す方がいません。
また社会人の場合、大きな人事異動もほとんどないので、積極的に賃貸物件を探す方が少ない時期です。
そのため、この時期に空室があるとなかなか埋まりにくく、大家さんにとっては長期間家賃収入を途絶えさせないためにも早く次の入居者が決まって欲しいところなのです。
そのため、繁忙期ではなかなかできない料金交渉に応じてもらいやすく、初期費用や家賃の値下げに成功する可能性があります。
また、繁忙期は引っ越し会社も料金が高くなりますが、賃貸物件と同じように初夏~夏の閑散期はやや値下がりします。
どの時期に引っ越しても構わない方で、少しでも安く費用を抑えたいなら、空室が多い初夏~夏のオフシーズンを狙うのが理想的だと言えるのではないでしょうか。
初夏~夏の賃貸探しのメリット② 室内の問題点を発見しやすい
初夏~夏の賃貸探しでもう一つメリットといえるのが、室内の問題点を発見しやすいという点です。
というのも、秋・冬・春は虫の発生が少なかったり、湿気が少なくカビがなかったり嫌なにおいがしなかったりする季節です。
対して、夏は虫が活発になり、湿気によってカビや嫌なにおいが発生したりと、室内の問題点が表れやすいのです。
また、節電のために窓を開けたところ、意外と風通しが悪くてサウナ状態の家で過ごさなければいけないというケースも。
夏以外の季節には全く見受けられなかった虫が夏場に現れる可能性もありますし、梅雨明け辺りのまだジメジメとした時期ならカビなどの有無も確認できます。
それが判れば、違う賃貸物件に住んで快適な新生活を送れますね。
初夏~夏の賃貸探しのメリット③ 手続きがスムーズに進めやすい
繁忙期は物件探しをする方が増える分、賃貸契約やその他引っ越しの手続きを行う方も増えます。
そのため、繁忙期はスムーズな契約手続きを進めることができず、何度かスケジュールの調整が必要になって慌てる方も少なくありません。
その点、初夏~夏は賃貸探しや引っ越す方が少ない分、諸々の手続きをスムーズに進めやすいですよ。
まとめ
初夏~夏は、梅雨や暑さで体力を奪われやすいですが、この時期の賃貸探しには意外なメリットもあることがお分かりいただけたでしょうか。
人が集中しない時期ならではの魅力と言えますので、ぜひ参考にしてみてください。
これからの時期、横浜市の賃貸物件を探す予定の方は、横濱コーポレーションまでお気軽にお問い合わせください。