初めての一人暮らしはワクワクする分、お部屋探しで失敗しないように色々情報を仕入れておきたい方もいらっしゃるでしょう。
特に家賃は、「月収の3割で抑えることが理想」というノウハウを聞いた方も多いのではないでしょうか。
もちろん、家賃が高すぎると生活費に充てるお金がなくなってしまうので、なるべく安く抑えることはとても大切です。
とは言え、まだ毎月の収入が実際にどのくらいとなるのか判らない新社会人の方も、このノウハウに当てはまるのではないでしょうか。
家賃と月収の関係性 そもそも初任給はどのくらい?
家賃と月収の関係性を考える前に、初任給の平均は一体どのくらいあるのでしょうか。
日本経済団体連合会(経団連)がまとめた資料によると、2017年3月に卒業した新社会人の方々の初任給水準は、大学卒事務系が212,873円、短大卒事務系が178,016円だったそうです。
参考資料:日本経済団体連合会 2017年3月卒「新規学卒者決定初任給調査結果」
最終学歴や就職した分野・業種などによって初任給の水準は異なりますが、だいたい16万円~23万円くらいとなるようです。
家賃と月収の関係性 一人暮らしではどんな生活費がかかる?
新社会人の初任給水準が判ったところで、今度は一人暮らしで実際にかかる生活費の内訳を見てみましょう。
生活費と聞いてまず思いつくのは、水道・電気・ガスの費用=水道・光熱費だと思います。
そしてこれに加えて、食費・交通費・通信費もかかります。
さらに、趣味や習い事にかかる教養・娯楽費や、仕事帰りの飲み会や食事などに使う交際費、仕事用やプライベート用の服飾費なども忘れてはいけません。
特に教養・娯楽費、交際費、服飾費などは、他の生活費と比べると毎月の出費が一定ではないため、使いすぎてしまう月もあるでしょう。
また、社会人ともなると冠婚葬祭に出席する機会も増え、臨時の交際費出費もあります。
そうした点を踏まえると、何らかの事情で急な出費があっても慌てず生活費にゆとりを持たせるためにも、やはり家賃は月収の3割に抑えることが理想と言えます。
家賃と月収の関係性 手取りに注意!
ところで、新社会人の方の中には「月収と手取りってどう違うの?」と思う方も少なくありません。
簡単に説明すると、月収は税金や社会保険などを差し引く前の金額で、手取りは税金や社会保険などを差し引いた後の金額のことです。
月収に対してどのくらい手取りがあるのかというのは、これも勤務先によって異なりますが、だいたい月収の8割程度が手取りとなると考えて差し支えないでしょう。
そして給与口座に振り込まれるのは手取り額なので、家賃の基準を決める場合は、なるべく手取り金額を想定した上で決めると良いでしょう。
まとめ
いくら理想通りの素敵なお部屋でも、家賃と収入のバランスが不釣り合いであれば、確実に苦しい一人暮らしとなります。
そうならないためにも、一人暮らしを始める前には必ず家賃を3割程度に抑えられるように考えながらお部屋探しを行いましょう。
横濱コーポレーションでは、新社会人の方が安心して一人暮らしに嬉しい賃貸物件をご紹介しています。
家賃と月収のバランスを考えながらお部屋探しをサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。