045-211-9440賃貸物件の検索をすると、こだわり条件のひとつに「2階以上」なんて項目もあるほど、除外したい人が多い「1階の住まい」。
特に防犯や人目を気にすることで、不人気となりがちなのが、1階のお部屋です。
でも、本当にデメリットばかりなのでしょうか。
賃貸物件の1階に住むデメリット
なぜ1階のお部屋が避けられるのか、あらためて確認してみましょう。
・日陰になりやすい
特に都会では、周辺に高層ビルやマンションが多く建つ場所もあり、そうすると日当たりが悪くなることがあります。
場所によっては、夏場や真昼でも薄暗い部屋ということも。
同様に、窓からの眺めも良くないのもデメリットです。
ただ、日中あまり在宅しない人であれば、気にならないかもしれません。
・通りから部屋が見えてしまう
人通りの多い道沿いの物件で、植栽やフェンスなどがなければ、道行く人から室内が丸見えになってしまうことも。
プライバシーを守るため、一日中カーテンを閉めっぱなしというのも珍しい話ではありません。
洗濯物も、特に女性は外干しは避けたほうがよいでしょう。
下着泥棒に狙われるなど、嫌な話も耳にします。
賃貸物件の1階に住むメリット
人気がないと言われる1階物件ですが、実はメリットも多くあります。
・他のフロアに比べて家賃が安い
多くの物件で、階が上がるにつれて2000円前後上がっていくことの多い家賃。
同じ広さ・同じ設備で、月2000円違えば年24000円もの差が！
また、引越しも1階だと安く済むことがあります。
実際に、荷物を搬入することを考えると、狭い階段やエレベーターを使用しない階への搬入の方が、より簡単ですよね。
玄関から入らないような大きな家具がある場合は、ベランダからの搬入になりますが、1階はすぐ入れられる一方、2階以上だとクレーンを使用することになるため料金も割高になります。
家賃のみならず、引越しまで含めてお安くできる可能性が高いのです。
・出入りが楽
引越しの話と重なりますが、毎日ドアから出て、さらにエレベーターや階段を使わないと外に出られない2階以上と異なり、すぐに外に出られるのもメリットです。
特に、知らない人と一緒に乗らなければいけないエレベーターは、怖いと感じる方も多いもの。
この観点から、防犯性が高くなるとも言えます。
・1階だけの設備もある
賃貸物件によっては、1階だけの専用庭や、床下収納が付いていることもあります。
当然2階以上では付けられない設備ですから、メリットになりますね。
まとめ
敬遠されがちな1階の賃貸物件ですが、メリットにも目を向けてみると、案外悪くないかもしれません。
これから賃貸物件を探す際は、ぜひ参考にしてみてください。
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